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ステンレスについて


sus430 ステンレスについて

一般的にステンレスは錆びないというイメージが定着していますが、ステンレスも以下のような使用状況によっては錆が生じる場合があります。
●屋外で使用後、放置しもらいサビを受けた
●洗剤・漂白剤・低濃度の薬品等を使いそのまま放置していた
●高濃度の薬品をそのまま流した
●硫酸・塩酸の使用、薄めた漂白剤などの貯め置きは厳禁です
●しょう油、お酢、マヨネーズ等の調味料を付着させたまま放置していた
●海岸地帯などで潮風にさらしていた、温泉地帯で発生するガスにさらしていた
●鉄、アルミ、銅等の異金属と接触させていた
●ステンレス表面に鉄粉や異物など錆びやすい金属が付着していた(もらい錆)
(内装作業中の施工現場や通常のご使用中にも発生しますので特にご注意ください。ヘアーピンなどの放置も要注意です)
●水槽内に高濃度の塩素系漂白剤を貯めおいたために、オーバーフロー目皿などの樹脂や金属メッキ部品の表面が侵され、なおかつ硬い金属製タワシなどで強く磨かれたために表面のクロームメッキが剥がれた
●シンク底排水口のゴミカゴの中に、ヌメリ取り剤を入れないで下さい
(気化したガスでシンク壁面のオーバーフローの周囲が腐食します)
●本製品はsus430製ですので、野外での常設使用や海岸地区での御使用は充分注意をして下さい
※印についてはサビの発生だけでなく、排水部品の樹脂、ゴム類の損傷にもつながりますので流水状態でお使いいただくか、早めに水で流して下さい

ステンレス製品のお手入れ

使用後は早めに下記手順で洗浄してください。
お手入れの際には、安全の為必ず軍手や厚手ゴム手袋を着用してください。
@表面に付着している汚れを水で洗い流してください。
特に上記錆の発生を未然に防ぐには流水での洗浄をこまめに行って頂き、錆の原因を残さない事が一番です。
A汚れが落ちない場合は、中性洗剤をやわらかい布・スポンジ等につけて表面をふいてください。
B頑固なサビ、水滴が乾燥してできた水アカ、鍋や食器の底が触れてできたすりキズは、中性洗剤では除去できません。
乳液タイプのクレンザーやステンレス磨き剤を少なめにお使い下さい。
(ステンレスはメッキや塗装仕上げをしておりませんので、どうしても細かな擦り傷が付きますが、使っている間にキズ同士が重なり、目立たなくなります。)
C再度、表面全体を水で洗い流し、その後、乾拭きしてください。
D細部や隙間のお手入れは、古歯ブラシなどで行ってください。
特に水仕事でふやけた指を、直接入れることは大変危険です。


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